ちはやふる181首 感想その1 ネタバレ注意 BELOVE最新話


3月、4月忙しさでバタバタしているうちに、もうビーラブ発売日!

しばらく休載で寂しいなと思ったのも束の間、気が付けば連載再開で時間の早さに驚きます。

試合開始後、絶好調の千早ではなくて心配していたので、ドキドキしながら読みました。

 

以下、181首の感想その1です。
ネタバレにもなりますので、未読の方はご注意ください。

Sponsored Link

 

(ときどき見えるの 縦に伸びる Z軸が)

 

千早の姿を見て焦りを感じる速水さん。

(だ 大丈夫 まだ5枚差ある 大丈夫 リードしてる)

 

(一枚一枚 積み重ねてきたのに 一枚で5枚分くらいの取りをされた)

 

須藤さんとの練習を思い出す千早。

 

戻り手の練習を須藤さんに教わる。

転んででも構わないというハードな取りの練習に周りも青ざめる。

 

「須藤さん・・・ 『速さ』は磨かなくていいんですか」

 

今度は千早が須藤さんに速さで取る方法を伝授。

息を切らしながらも二人でハードな練習をする。

 

そして、須藤さんと千早で試合をすることに。

両者、激しい取りが続く。

 

すると、ふと千早の陣の札が一枚浮き上がる。

 

「ひさかたの」

 

浮き上がった札が読まれた。

千早が驚いているうちに須藤さんが払う。

 

「は? ときどき読まれる札が浮いて見える?」

 

須藤さんに浮き上がった札の話をしたものの、バカにされるだろうと思っていた千早。

 

しかし・・

意外な答えが返ってきた。

 

「へえ いいな」

「聞いたことある 渡会永世クイーンは当たり札が『ひかって見えた』とか

 いいな それが綾瀬の’’聴こえる’’なんだろうな」

 

***

千早と速水さんの試合は終盤を迎えていた。

 

(1対1でもいつもの場所でも 須藤さんと練習するときはいつも2勝2敗で迎える 団体戦の勝敗がかかった最後の一戦)

 

千早からみなぎるオーラに速水さんは一瞬ひるむ

 

そして、速水さんが痛恨のお手つき。

勝利は試合をひっくり返した千早の手に。

 

試合後、倒れ込む千早に礼儀正しく絆創膏を渡す速水さん。

 

理音が千早の足に気が付く。

 

「あ 足どうしたの? 前半集中できてなかったのそれのせい?」

 

「足のせいじゃない 私のせい・・・

 集中って途中から上げようとしたらこんなに疲れる 

 こんなんじゃ最後まで勝ち切れない」

 

チョコレートを補給する千早。

そのチョコレートをバキッと折って理音が食べる。

 

「行こう 2回戦の組み合わせ」

 

「はっ 白米派のくせに・・・っ」

 

 

静の字を書きながら、泣いている速水さん。

声をかけたのは翠北会の山本由美。

 

「『静』書いてるの? 落ち着いた?」

 

「由美さん 私・・・私・・・

 あの時バンソーコーあげればよかった あのときまちがった 書道では一回でもまちがったらもうダメです」

 

そんな速水さんにアドバイスをしながら、檄を入れる由美さん。

 

「読まれたらふわっと出て 力を込めるのは札に触る直前 そしたら疲れないよ

 またここに来たい? 来れるよ 書道だって何枚も何枚も書くでしょう?

 もっといろいろ指導できるよ 私 翠北会にはいってくれれば」

 

(いまさら 北野先生の気持ちがわかる 速水さんの札との繋がり方はおもしろい 

 まだまだ伸びる 伸びていく姿を見たい 

 北野先生 私はまだ伸びていく姿を見せられるかな)

 

2回戦の組み合わせが出た。

 

山城理音 対 山本由美

 

桜沢翠 対 綾瀬千早

 

「なかなかドキドキする組み合わせじゃないか 千早ちゃん」

「うわーん ドキドキでバクバクです 原田先生ー」

「とか言って全員ぶっ倒す気で来たんだろう」

「そうなんですけどそうなんですけど 生徒気分になっちゃいそうで」

「なるほど 生徒気分ね うまいこというね」

 

太一の姿を発見した千早。

「あ 太一 1回戦 どうだった? 勝った?」

「悪い 集中したいから」

「あ ごめん 対戦票見たらわかるよね」

そっけない態度の太一。

千早が確認してみると、太一は田丸兄に12枚差の束勝ち。

 

「そういえば この間 メガネ君が府中に練習しに来たよ」

思わぬ原田先生の一言にはっとする千早と太一。

 

「生意気なんだよ メガネ君」

 

「原田先生すみません 福井には同じタイプの人がえんのです 白波会のかるたに負けんかるたを取りたいんです」

 

「そう言って本陣に乗り込んでくる あの子もまだ生徒気分だ」

 

「そ それで 練習は試合形式で?先生」

 

千早が居ても立っても居られないように原田先生に質問する。

 

しかし・・

「あ 太一」

聞きたくないかのようにその場を後にする太一。

 

「さて我々も行こうか 2回戦は千早ちゃんも1階だろう」

 

桜沢先生との対戦にガチガチに固まる千早。

 

須藤さんは太一に声をかける。

 

「よお 原田先生がせっかく話しかけてるのに 意識しすぎなんじゃねえ

 あ そっか おまえもう 東大かるた会なんだっけ?」

 

いつもの須藤節が炸裂するも、動じない太一。

 

「何言ってんですか 白波会ですよ おれ」

 

「ふふん そーだっけ」

 

「白波会だったら原田先生と広史さんに当たらないですむし メリットでかいです」

 

須藤さんが太一の腕をゲシッと軽く蹴る。

 

「おい真島 それは おれと当たるほうがマシってことか?」

 

**

「お兄ちゃん なに負けてんの?年下相手に束負けって」

田丸が兄の敗北を鼻で笑う。

 

「真島太一っておまえの先輩か?大丈夫か?」

 

「は?」

 

青ざめて言葉を続ける田丸兄。

「周防名人と試合をした人はかるたをやりたくなくなるって知ってるか?

 あいつからもそういう感じがする」

 

**

 

「須藤さん またしましょうよ 賭け」

 

「は?」

 

「いーぜ 毎年毎年やってっしな なに賭けんの?」

 

「こういうのどうですか? ’’先に負けたほうが競技かるたを辞める’’」

 

原田先生、肉まんくんも太一の言葉にはっとする。

 

(た 太一!?)

 

太一の言葉に動揺する千早・・。

 

*************************************************

太一の思いがけない一言に緊迫した雰囲気で終わりましたが、理音におにぎりを届ける富士崎の啓くんに癒されました。

(在来線でのんびり来るところが、性格出てるなぁ・・)

太一が今までの太一じゃない。

みんなが気づき始めてきました。

周防さんが見え隠れする太一。

次の試合が気になります!!

 

Sponsored Link

 

You may also like...

10 Responses

  1. とく より:

    早速の更新あざーす。
    で、マジブラック太一炸裂中ですね。太一の覚醒期待に気持ちを持っていかれてたけど、千早はどんな覚醒するのかな。こっちも注目ですね。チョコ食べた山ちゃんもね。
    つぎは桜沢先生だよ、期待しちゃうよー。
    まだまだ成長に目が離せませんね。

    • kurumi より:

      とく様

      太一の口から思いもよらない言葉が出ましたね!
      しかも、原田先生も広史さんも聞いている・・(太一はそれも承知で言っている・・??)
      ブラックな太一が気になって仕方ありません!!
      本心は・・どんな意図があって・・考えれば考えるほどグルグル渦に巻き込まれるようです(+_+)
      そして、注目は桜沢先生対千早。
      桜沢先生もまだクイーンを見据えていると思うと嬉しくなりました。
      千早がどんな風に戦うのか、楽しみです!

  2. 匿名 より:

    太一怖い笑笑 悪役への道には行って欲しくないのにな泣

    • kurumi より:

      訪問者様

      太一の本心がまだ現時点では捉えられませんね・・
      ブラックな太一も魅かれるものがありますが、悪い方になってほしくないです。
      周防さんとの時間を経て、どんなかるたをするのか注目ですね!

  3. はな より:

    更新ありがとうございます。何だか太一にはガッカリですね。
    個人的に「相手にミスをさせる」のは周防さんほど「聴ける」人だからこそ出来ることだと思うんですよね。
    周防さんだって「相手との力に差がある過ぎるとき」に、試合を面白くするために使う程度で、原田先生相手には運命戦の土壇場でしか「出せなかった」わけですから。
    ここは須藤さんを応援しちゃいますね。
    何故か、千早が須藤さんに言った一言「性格悪くてもズルしたらダメ」が頭の中をグルグル回ってます。
    結局、太一は「卑怯なやつ」のまま強くなるのかなぁ~。
    素直に強くさせてやれないものなのかな~。

    • kurumi より:

      はな様

      コメントありがとうございます!
      最近はなかなか時間が取れなくて、更新もお返事も遅くなりがちですが、コメントをいただけるととても嬉しいです。

      周防さんのかるたを吸収した太一が本領発揮した時、どんなかるたを取るのかこれから興味深いですね。
      田丸兄にはミスを誘発させて勝利していましたが、もし相手が須藤さんになった場合、「ミスをさせる」かるたをできるかどうかが気になるところです。
      須藤さんはきっと一筋縄ではいかないですよね・・!!
      そして、千早が太一のかるたを見てどう思うでしょうか・・。
      次の試合は同じ1階でするようなので、きっと千早が太一の試合を見ることになるとは思うのですが、千早の対戦相手が桜沢先生なので、太一を気にする余裕がないかもしれません・・。。

      太一はずっと新に「卑怯」だと言われたことを引きずっていましたが、千早に過去を明かすことで吹っ切れたのかなと思っていました。
      まだまだ太一の心は謎です。
      これからの試合で明かされていくのだと思いますが、見守っていきたいです。

  4. 匿名 より:

    はじめまして。いつも更新楽しみにしています。
    私は太一のやり方はズルでも卑怯でもなく、テクニックの一つだととらえてます。
    須藤さんがいつも使ってるどS攻撃と一緒ですね。
    なので、今回の展開はとても楽しんでます。
    由美さんの物言い攻撃も賛否両論だったので、けして万人に好かれるテクニックではないとは思いますが。
    勝負事ですのでルールに反さない限り、いろいろするのは悪くないと私は思ってます。
    ここは原田イズムを感じます。笑。

    ただ周防さんの方法を嫌っている千早が、この太一を受け入れられるのか、
    それが今は気になってます。

    さっきコメントを送信したのですが、反映されなかったので、
    もう一度送りますが、ダブってたらごめんなさい。
    (だいぶ書いた内容変えちゃいましたが。)

    • kurumi より:

      訪問者様

      はじめまして!
      コメント、ありがとうございます!!

      テクニックのひとつと言うお言葉になるほどなぁと思いました。
      確かに正統派ではないですが、一つの技術でありますね!
      なかなか簡単にはできない技です。
      (千早には絶対にできない・・ですよね。ミスをさせようとしても顏に出ていそう・・)

      「原田イズム」
      素敵なお言葉です!!
      思わず吹き出しながらも、気に入ってしまいました。

      周防さんのかるたをあまり良く思っていなかった千早には、衝撃かもしれません。
      いつも傍にいた太一が自分の知らないかるたをしている・・そんな風に思うかもしれませんね。
      田丸兄との対戦ではまだ太一は自分の力を半分も出していないような印象でした。
      原田先生や広史さん、須藤さんくらいの人と試合をした時、太一はどんなかるたをするのかと思うと、ドキドキします。

  5. 匿名 より:

    卑怯って感覚がよくわからんなぁ
    たぶんスポーツとかやったことない人達なんだろうけど、ルールの中で試行錯誤して
    自分にできる方法で全力を尽くすのはすごいかっこいいと自分は思う

    100m走で誰も9秒台で走れないのに、バトンパスの技術を極めて銀メダルとる
    このバトンパスの技術を磨くことは卑怯ですか?

    ミスさせる技術だって、ただで見につくものじゃないと思うし
    どの音、どんな手の出し方すればミスしやすくなるかとかあらゆることを努力して見に付けてきてるはず

    まぁ、作者次第だと思いますけど、努力してる太一をヒール役にしすぎるのはなんだかなぁw
    なぜか新のおじいさん譲りの嫌なカルタは、嫌がられるように描写されてないのは残念だなぁとは思います笑
    嫌なカルタも相手に思うようにプレーさせないための技術ですし
    そういう技術を努力して身につける人のが見ていて面白いです

    勝負事で、しかも対人相手の勝負ともなれば才能に勝とうとするなら、
    当然相手の弱点や、されて嫌なことをするしか勝つ方法はないのだから

    この作品において、周防さん、しのぶちゃん、ちはやなどの才能の塊みたいな人たちは
    自分は逆に見ていて正直面白くないなと思ってしまいます

    • kurumi より:

      訪問者様

      こんにちは
      コメントありがとうございます。

      相手にミスをさせるというのは、なかなか簡単にはできるものではないですね。
      確かに相手の出方、自分の出し方、音、札の関係・・
      いろんなことを研究しないと身に付かない技術だと気づかされました。
      みんなに好かれる技術ではないですが、(特に千早のような真っすぐな心の持ち主には受け入れられないかも・・)
      そのやり方、スタイルが太一には見事に「はまった」のかもしれませんね。
      だから、今はかるたが楽しいという太一の心が少し分かった気がしました。

      本当ですね!
      不思議と新のおじいさんの嫌なかるたは悪役のようには描かれていませんね。
      太一の周防さん的なかるた VS 新の嫌~なかるた
      この対戦をすごく見たくなりました!!

      かるたにはいろんなスタイル、やり方があるのだと改めて思いました。
      圧倒的な才能に勝つ方法・・
      これは太一がずいぶん前から模索していたような気がします。
      その答えを周防さんが持っていたとすれば、太一が魅かれるのも分かる気がします。
      千早に嫌われたくなかった太一が千早が嫌う(かもしれない)かるたのスタイルを手に入れ強くなる・・
      これまでのお話の流れを思うと、太一が千早から距離を置かなければ強さは手に入れられなかったのかなと感じます。
      そう思うと、ますます太一がせつなく、応援したくなりました。

      才能とどう戦うか・・ちはやふるのテーマの一つなのかもしれませんね・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。